き of なりぺでぃあ naripedia

消え物
食事シーンなどで使用する食べ物や飲み物。
燃やしたり壊したりする小道具なんかも、そう呼ばれることがある。
つまり撮影終了後には無くなる消耗品的なもの全般。
キー局
ネットワークの中心となる放送局。 特に東京の5つの主要局(日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京)は、在京キー局と呼ばれる。
きっかけ
「タイミング」のこと。
「キューを出す」こと。
起承転結
「起」は導入部、「承」は展開部、「転」は転換部、「結」は終結部を意味するシナリオ等の構成の型式。
ストーリーのメリハリのこと。
面白くないトークに足りていないもの。
これがついていない話は「はぁ?それで?」みたいな薄い印象しか相手に与えられないだけでなく、話に付き合った時間が無駄になった感まで漂うので、注意したい。


キープ
保留。保存。 そのままの状態にしておく様子。例えば、撮影したカットがOKともNGとも判断できない場合、そのカットを「キープ」し、次のテイクを撮影する。
ギミック
特殊効果のこと。
単に仕掛けとか策略を指す場合もある。
逆カバー
海外アーティストがJ-POPの楽曲をカバーすること。
日本語詞を別の国の言葉で歌う場合、JASRAC管理外の翻訳権の処理が別途、権利者との間で必要となる。
脚色
小説や事件などを芝居や映画のために、面白く色づけすること。
原作をシナリオに書き直したり、その作品の意図に従って書き直す事。
俗には物事を大袈裟にすること。
脚本
「シナリオ」の事。
単に「本」と言えば、脚本のことを指す。
逆光
キャメラに向かって太陽や照明の光源がある事。
意図的に演出効果として用いられる事も多く、例えば、被写体の後ろ側からキャメラに向かって照らされたライト( 「バックライト」とも言う。)。
キャスティング
配役すること。
設定にあわせ、役にふさわしい俳優を選ぶ専門職としてキャスティング・ディレクターが居る。
キャスト
出演者。
キャッチライト
被写体の一部を強調するライト。 (略称:キャッチ)
撮影時に目の中にライトのように光る白い輝きを入れること。輝きを入れるには、カメラの後ろを明るくしたり、白い反射板を使う。
キャットウォーク
スタジオや劇場の高所に設置される狭い通路。猫くらいしか歩けなさそうという意味から、こう呼ばれる。(猫走り。 )
ファッションショーでは、モデルが歩く客席に長く突き出したステージのこと。
キャプション
撮影された項目を記録した表。
映像を補足する文字情報。バラエティ番組などでは近年、画面の状況や出演者のコメントを派手なキャプションにして画面下などに出し、ナレーションを加える事で、大袈裟に強調し、笑いを煽る手法が定着化した。
キャプチャー
ノンリニア編集においては、テープやディスクの映像をハードディスクに取り込む作業。
キャメラテスト
キャメラが正しくセットアップされているかどうかを確認する作業。
キャメラワークを確認する目的で行なわれるリハーサル。 ここで納得の行く構図にならないと、いつまでも撮影に入れない。テレビでは「カメラリハーサル」と呼び「カメリハ」という言い方をする。
キャメラポジション
撮影するカメラの設置場所。
キュー
きっかけ。演技や進行のタイミングを指示する合図。「Q」と表現される
キューシート
進行表。
何切っ掛けで、何がどうなるのか(「キュー」のタイミングなどを)示した表。
映像作品等で音楽を使用する場合には、曲名、作詞、作曲、歌手、秒数なども詳細に記録され、後々、JASRACで権利分配を行う際に作業するための提出資料になる。
キューライン
行列を整理するための整理列。
共同原盤
レコードの原盤制作は当たればでかいが、掛かるコストも大きいため、リスクを分散するために複数の会社が、原盤制作の資金を出し合うこと。利益が出たら、出資額などに応じて分配する。
現在では、レコード会社とアーティストの所属プロダクションまたは、音楽出版社などが共同原盤制作を行うパターンなどが一般化している。
共同出版
日本の音楽業界の場合、権利調整の結果、2社以上の音楽出版社で権利の管理を行うことになるケース。JASRACとの窓口になる会社が代表出版社(親)となり、そのほかの会社(子)は、代表出版を通じて契約書に定められた分配を受ける。この場合、子の出版社と作詞家、作曲家は代表出版社の下に入ってJASRACからの分配金を受ける形となるため、共同出版社の参加社数が増えるほど、出版社1社当たりの取り分は減る(著作者の取り分は影響を受けない)。現状、音楽出版社はテレビ局系、プロダクション系、レコード会社系、制作会社系、広告代理店系など無数にあり、それぞれが利用開発に長けたメディアを背景にしている。例えば元々、プロダクション系の出版社が管理し、売り込んでいた楽曲にテレビのタイアップが付いた場合、後からそのテレビ局系の出版社と権利調整の結果、共同出版になるケースは珍しくなく、テレビという媒体力の大きさを背景として、代表出版をテレビ局系の出版社が取るなど、作品を売るための貢献度、パワーバランスで出版社間の利害は調整される。ただし、出版社1社で頑張るよりビジネスの規模を大きく出来るため、メディアミックスの展開においては、共同出版は事実上、避けて通れない。
その楽曲を売るための座組みが透けて見えるオトナによる権利調整の姿。
海外の場合は、楽曲に参加した作家の契約出版社がそれぞれ異なることにより、共同出版となるケースが一般的。
共同製作
2つ以上の製作会社や、国にまたがって映画を製作すること。コンテンツ製作に掛かる資金が巨額化している傾向から、グローバルな展開を可能にするためのビジネスチャンスの拡大やリスクの分散を目的に最近、増えつつある。
近年では、2006年4月に経済産業省の映像コンテンツ国際共同製作基盤整備事業から発足した国際共同製作支援プロジェクト「J-pitch」などで、細々とグローバルな共同製作を支援する活動が展開されている。
魚眼レンズ
(魚眼)180度かそれに近い画角で撮影できる超広角レンズ。
キーライト
(キー、メインライトとも言う。)
ライティングの際の主となるライト。
切り返し
逆の角度から撮影するカット。
二人の会話シーンなどで、交互にお互いの顔を撮影する事。