し of なりぺでぃあ naripedia
- 地明かり
- ライティングをしない現場の明かり。作業灯。
- 舞台上部から真下に向けて舞台全体を照らすメインの明かりのこと。
- CATV
- 「Community Antenna Television」の略。 ケーブルテレビ局のこと。
- 最近はケーブルも光化されたりしている。
- テレビとインターネットと電話をまとめて契約させようとする傾向が強い。
- CS
- 「Communication Satellite」の略。 「通信衛星」の事で、映像素材の送りや一般向け衛星放送に使われる。
- シーエックス(CX)
- フジテレビのこと。
- CMバンク
- テレビ局が使っているCMの自動送出システム。 CF素材を光ディスクやハードディスク、フラッシュメモリなどに蓄積し、送出される。
- しかけ
- 曲が単調な場合に、アレンジを工夫してアクセントを付け、華やかな印象を演出すること。
- じか引き
- 所属プロダクションを通さず直接タレントや出演者本人と交渉を行なう事。
- 客が風俗店の女の子やホストクラブのホストなどに、店を通さずに会ってサービスを受けること。またはその様な手法による客引き行為。
- シークエンス
- シーンの集合体で、物語上の繋がりがある一連のながれ。
- 時限再販制度
- 定められた期間経過後に再販商品を値引き販売しても良いという制度。(輸入盤やインディーズ盤はもともと再販対象外)
- 現在、原則として全てのメジャー流通CDは2年間の時限再販商品になっているが、メーカーによる時限再販期間の短縮化は年々進み、時限再販期間6ヶ月の商品の出荷数量シェアは、2007年12月末時点で80%以上に達している。
- ちなみにDVDなど映像商品はもともと再販対象外だったため、おまけ的にCDにDVDを付属させて販売されている商品は、全て値引き販売可能な非再販商品になる。
- 仕込む
- 撮影のための準備。
- 何らかの演出効果を仕掛けることも「仕込む」という。
- 仕出し
- 通行人等の端役だが、「エキストラ」とは区別されるチョイ役。要求される演技レベルは、端役より高い。
- 実演家
- ミュージシャンや、ダンサー、役者など実演を行う者全ての総称。
- シナリオハンティング
- シナリオを書くために行う取材のこと。
- 「シナハン」と呼ぶこともある。
- シネマスコープ
- 映画の撮影・上映システムの一つ。 縦横比1:2.35の画面サイズで、撮影時に横方向に光学的に1/2に圧縮した画面を、上映の際は再び元に戻して拡大し、上映する方法。
- もともと20世紀FOX社の商標名だが、似たような形式の他社の方式についても通称で「シネスコ」と呼ばれるのが一般的。
- シノプシス
- プロットを短い文章で表現したもの。
- あらすじ。物語の要約。
- 絞る
- 露光を少なくすること。
- ライトで光の当る部分を狭めること。
- 音量を下げること 。
- 失敗したスタッフや不心得者をこっぴどく説教すること。
- 自前
- 自分の手持ちで対応するってコト。
- 字幕
- 「テロップ」との違いは、外国語訳として表示させる目的に使われるってコト。
- 下手(しもて)
- 撮影する側から見て左側。 キャメラに向かって立つ出演者からは右側。
- 「へた」ではなく、「しもて」。間違って読んだりしたら殺される。
- 尺
- フィルムの長さやカットやシーンの時間、作品全体の長さなどを指す。
- 美術さんが使う長さの単位。1尺 = 30.3030303 センチメートル。
- 尺合わせ
- 編集で決められた時間に長さを合わせる事。
- ジャケット控除
- ジャケット控除とは容器代のことで、CDの税込み価格の10%が普通。
- レコード会社が印税を支払う際、税抜き価格からジャケット代を差引いて印税率を掛けたものを支払う。
- 厳密にジャケットに掛かった費用を産出するのは面倒くせえからと、慣習として固定で税込みの10%をジャケ代として天引きしとくぜ....という契約になってる。
- 写真
- その昔、映画が「活動写真」と呼ばれていたことに由来し、映画関係者の間では、「劇映画」を意味するスラング。
- ジャムセッション
- ミュージシャンが何となく集まって、即興演奏すること。
- 「ジャムる」と言えば、みんなでアドリブ演奏するってこと。
- 車輌
- ロケに行く際の人や機材を乗せる輸送車輌のこと。
- じゃりタレ
- 子役のこと。
- ジャレード
- 1975年にレコード会社の商品物流の合理化を求めて設立された、オーディオソフト、映像、ゲームソフト等のビジネスの“共同物流”会社。現在はソニーミュージックエンタテインメントの資本下にあり、ソニー、ワーナー、ジェネオン 、EMI、エイベックス、キングの商材の受注、配送は全てこの会社が請け負っている。
- 同様に、ビクター系列で、ビクター、テイチクなどの共同物流と受注機能を持つNRC(日本レコードセンター)というのもある。
- ジャンプカット
- 一連の動作の途中が、編集などにより切られた結果、動作が飛んだようなシーンになること。画面の連続性を無視して、繋ぎ合わせる手法。
- 例えば同じ構図で撮影されたコーヒーを呑んで立ち上がる人物のシーンを「コーヒーカップを手に取る」→「呑み終えたカップを置く」→「立ち上がる」の様に動きを一連ではなく、一部だけに間引いて繋ぎ、シーンのテンポをアップさせたいときなどに使う手法。
- 18禁
- エロ度数の高いコンテンツの別称。
- 18歳以下の年齢では見ることが禁じられた映画やビデオ、webサイト等。
- 出荷控除
- レコード会社がJASRACや原盤制作者へ権利使用料や印税を払う際、返品の数量を20%と見積もって、レコード及びビデオの営業所出荷数量の80%に対して売上枚数として印税計算すること。
- 想定される返品数を全体の20%分として控除して、印税計算しますよという慣習的ルールが契約に盛り込まれた状態。
- 音楽配信の場合、物流が発生しないため出荷控除という名目で売上(ダウンロード)実績が控除されることは無いが、代わりにサーバー代の負担などを理由にした配信控除が盛り込まれており、やはり20%が控除の対象になっている。権利者側からすれば明らかにこれはパッケージ流通のルールを名目だけ変えてそのまま配信にも適用しているように見えるため、不満の種になっている。
- シュート
- キャメラを回し始める事。
- 順光
- キャメラの後ろに光源(太陽や照明)がある状態。
- 順撮り
- シナリオのシーンNO.1から順番に撮影を進めてゆく方法。
- 観客が見ることになるストーリー展開の順に撮影を進めるため、役者もストーリー展開に従ってリアルな役作りが可能になる。このため、より豊かな感情表現を演技者から引き出すコトが期待できる手法。
- ぶっちゃけ、クオリティは上げられるかもしれないが、効率は悪い。
- 準備稿
- シナリオの第1稿を指す場合が多い。
- 肖像権
- 日本には肖像権に関して特別に定められた法律は存在しないが、判例の中で肖像権が実質的に認められている。
- 肖像権は被写体としての権利でその被写体自身、もしくは所有者の許可なく撮影、描写、公開されない権利。誰もが有するものなので、近年は、ライヴイベントのDVD化などで観客が映るシーンなどが想定される場合、事前に来場者に許諾を取るような手続きも一般化している。
- 有名人の場合には肖像自体に集客力・顧客吸引力があると考えられているため、この経済的価値を「パブリシティー権」(あるいはパブリシティー価値)と呼び、これを損なうような利用があった際、裁判沙汰になったりしている。
- 芸能プロダクションがタレントなどと契約を結ぶ際には、契約書の中に「事前の承諾なしには画像の修正等は認めない」、「過度の修正は認めない」、「加工物の権利は芸能プロダクション側に譲渡するものとする」などを事細かに明記するのが通例。
- 商品化権
- 商品にキャラクターを利用することに係る財産的な権利のこと。例えば映画やアニメの製作委員会に出資者としてバンダイやタカラトミーなどの玩具会社が参画する理由は、その作品に登場するキャラクターの玩具の独占的商品化を実現させたいためだったりする。
- アニメなど映像コンテンツの二次利用ビジネスにおける収益の源泉。よって、アニメなどの場合には小学館集英社プロダクションなど原作の出版元のライツ部門などがこの権利の窓口を持つことが多い。
- 製作委員会形式の場合、商品化の窓口権を持っている会社が、商品化したいメーカー等に対し、商品化の許諾や監修を行い、ライセンス料を徴収する。そのうち、窓口権を持っている会社が委員会の契約に基づいて2割前後の窓口手数料を取り、残りを製作委員会に戻して、製作委員会の出資持分に応じて委員会構成各社に利益分配される。
- 商品化にあたってはMG+ライセンス料率という考え方が一般。例えば、商品がどれだけ結果として売れそうかとか売れるのかに関わらず、MG(ミニマムギャランティ)としてまず2000個分の○○万円を先に支払ってもらい、2000を超えて売れた分については、定価のX%をライセンスフィーとしてもらうぜ....というような契約形態。
- 賞狙い
- 映画祭や映像祭などの受賞作品の傾向を考慮し、最初から受賞を狙って作品を制作すること。
- 助監督
- 「アシスタントディレクター」「演出助手」のこと。
- 現場の雑用から、撮影現場の細かい仕切りまで、なんでもこなす。
- 初見
- 楽譜を見ただけで、練習無しで演奏すること。
- 初号プリント
- 最初に焼く上映用プリント。初号プリントを焼く際に全てのカットの色補正を行ない、以後のプリントはこのデータに基づいて自動的に色補正が行なわれる。
- ショット
- キャメラが回り始めて止まるまでに撮影された画面。
- 「カット」のこと。
- ショット契約
- ワンショット契約、単発契約のこと。
- 序破急(じょはきゅう)
- 「序」は導入部、「破」は展開部、「急」は集結部を意味するシナリオ等の構成の型式。 舞楽から出て能やその他の芸能にも応用された定型。ハリウッド流のシナリオ構成である三幕構成に近いと思う。
- 白
- ホワイトバランスの事。
- 白マザー
- テロップの入っていない編集済みテープを言う。
- 外国語版を作るときなどに元素材にする。
- ジングル
- 極端に短い音楽。 場面転換のブリッジや、放送であればCMの前後に流したりする。
- シングルカット
- アルバム収録曲(収録予定曲)をシングルとして発売すること。
- シンクロ撮影
- 撮影と同時に音声も録音する事。 映画の撮影では、キャメラと録音機をシンクロさせる必要がある。
- シンクロナイゼーション
- 音と映像を同期させること。
- 映画の録音権(シンクロ権)のこと。外国音楽をCFや映画で使う場合には、権利の許諾元はその楽曲の管理をしている海外の音楽出版社になるため、JASRACでは処理できず、直接海外の出版社と交渉が必要。
- 国内の楽曲なら、JASRACに許諾権がある。