す of なりぺでぃあ naripedia

無音状態のこと。 「そのシーンは素で」→「そのシーンは音は全く入れないで」
作ったり演出したりされた結果ではない、ありのままの状態。
吸い上げ
録画されたテープの映像をハードディスクに取り込む事。
水平アングル
被写体の目線にカメラ位置(高さ)を持ってきて撮影する事。
スイッチャー
複数のビデオキャメラの映像を切りかえる装置。ライヴ会場などで同時に別位置から撮影された複数カメラの映像を切り替えて、見せるための機械。ほとんどのスイッチャーは単に画面を切りかえるだけでなく、オーバーラップやワイプ、テロップの合成等のエフェクト機能を持つ。
スイッチャーを操作する人。
数字
放送業界では「視聴率」のことを指す。
特に番組提供スポンサーとしてタイムCMを流している企業は、ゴールデンタイムなどの番組において高額の電波料(番組を放送するための料金として提供スポンサーが負担するコスト。提供枠の権利金のようなもので、スポンサーは自社のCMを放送するかわりに電波料と制作費を支払う)を払うことにもなるため、数字が悪ければ、スポンサーが下りるなどの理由から、途中でも番組が打ち切られることがある。
スクリプター
撮影現場の記録係り。 映画の所要時間管理などを行う。
映画撮影の現場では、撮影の効率を重視して、台本の順番(シーンの順番、ストーリーの順番)に撮影される事はあまりない。そのため、小道具の位置や服装、時間など、現在撮影しているシーンの続きを撮影する際に、矛盾が起きないよう、正確に記録しておく必要がある。
また、スクリプターが記録したスクリプト用紙には、編集や音付け作業の指示などが書き加えられ、ポストプロダクション作業の手掛かりされるため、編集にも立ち会って完成を見届ける事になる。
また、本編完成後も、これまでの撮影・演出内容を全て反映させた「完成台本」をまとめるなど、プロダクション作業の全般に深く関わるスタッフ職。


スタジオ・システム
映画の企画、製作、そして劇場経営までを含めて映画会社が一貫経営するシステム。ハリウッドで確立されたシステムで、50年代の初めまでは監督、俳優まで自社専属として契約し、囲い込むのが通例だった。その後このシステムは、独占禁止法に抵触するとされたため、劇場経営部門が切り離されるとともに崩壊した。
スタッフコーディネート
これから制作する作品に対してのスタッフ選定作業。
役者だけでなく、スタッフもその作品の内容や規模に合わせて最適な人事を行う必要があり、彼らのスケジュールを撮影前に確保しておく事は、非常に大事。
スタンダード・サイズ
スクリーン・サイズの1つで、縦横比が、縦1:横1.37のもの。
スタンディ
映画館のロビーやビデオ店に置いてある大型の立て看板(ダンボール紙などを組み合わせた立体看板)。
等身大の立て看なんかをカッコよく呼ぶとこうなる。
スタントマン
俳優ができない危険なシーンを替りに演じる軽業師。
チャンバラに特化した殺陣師や、格闘シーンや高所でのライヴアクションなどをこなすボディ・スタント、カーチェイスなどのシーンでの車輌の運転に特化したカー・スタント、ヒーローモノや怪獣映画で、着ぐるみやスーツで危険なシーンに挑むスーツアクターなど、役割により細分化されている。
スタンドイン
構図や照明を決めるために、本来の出演者ではなく代理が同じ位置に入ってテストする事。
スタンバイ
いつでも撮影可能な準備状態のこと。
単に待たされているだけのときでも、しばしば使われる。
スチル
写真の事。
動画の一コマを静止画として切り出すこと。
捨てカット
念のため、使わないかもしれないけど一応撮っておこうという映像。急に素材が足りなくなったりしたときに結構役に立つ。
ステーションバリュー
JASRACが放送局に対する権利使用料を徴収の際、使用している計算基準。
放送局のカバーしているエリアや規模、視聴可能世帯数などによって、評価を変えて利用料を徴収したいので、放送局間のパワーバランスをこの基準を使って比較している。
ステディカム
手持ち移動撮影のとき、ブレを防ぐために使う振動吸収型撮影装置。ヘリコプターからの撮影などでも使われる。
追跡シーンなどで走る登場人物の背後をカメラが滑るように追いかけていく様なショットは、このカメラによるもの。
原理はやじろべえと同じ。超大型のモノは、重量も大きく、歩き方で映像のクオリティが大きく変わることもあり、操作には相当の熟練が必要とされる。最近は、ステディカムマーリンの様な小型のものも出回っていて、大金はたけば家庭用のビデオでもステディカム撮影できるようになってきた。ステディカムは本来はアメリカ Tiffen 社の登録商標なので、他社製品は厳密には「カメラスタビライザー」等と呼ばれている。
ステブレ
「ステーションブレーク」の略称。番組と番組との間を意味する。 ほとんどの場合CM枠となっている。
ストップモーション
動いている映像をある場所で止めて静止画にする処理。
ストップモーション・アニメーション
アニメーションの技法のひとつで、「コマ撮り」とも言う。
人形などを、少しずつ動かしてはワンカットごと撮影していき、一連の動きをつくっていく。
ストーリーボード
絵コンテとほぼ同じもの。映像の内容(ストーリー、構成、コピー、画面など)をパネル形式で漫画みたいに表わしたもので、カメラの構図等も細かく指示して、演出イメージをスタッフ間で共有するためのもの。
近年はライヴアクションにCGを足して初めて完成するようなシーンが増えているため、プロダクションの様々な工程に関わるスタッフが、仕上がりのイメージを共有する上で、欠かせない役割を果たしている。
ストリーミング
インターネットなどのネットワークを通じて映像や音声などのマルチメディアデータを視聴する際に、データ受信しながら同時に再生を行う方式。
ダウンロードと違い、視聴者の手元にファイルが残らないため、配信等の許諾上も若干、扱いが緩くなるケースが多い。
スニーク・プレビュー
題名、内容を一切、知らせずに上映する試写会のこと。イベント的な要素にも利用することがあるが、基本的にはマーケット調査の一環として行われるため、試写後に簡単なアンケートを実施したりする。
覆面試写会ともいう。
ここでの評判が悪いと、編集し直すなんて話もたまに聞く。
スパム
不正に集めたメールアドレスを基に、営業目的のメッセージ等を無差別に一斉に送信する行為。
沖縄のポーク卵など、沖縄料理に欠かせない食材。、アメリカのホーメル食品(Hormel Foods Corporation)が販売する、ハムに似たランチョンミートの缶詰。アボカドとスパム丼はNARIZOの好物。
スペクタクル
巨大セットやぼう大なエキストラを使い、壮大なスケールで描く超大作の総称。ばく大な製作費がかかるため、現在はCG合成が使われる。
史劇や聖書を題材としたような大作が多く、「十戒」や「ベン・ハー」等が名作スペクタクルとして有名。近年も、「グラディエーター」や「レッドクリフ」などの史劇や、ファンタジー映画などが製作されている。
スプライサー
フィルム編集において、フィルムをカットしたりつないだりする器具。
スプラッター
ホラー映画の中でも、特に血しぶきが激しく飛び散るような作品。
サム・ライミ監督の「死霊のはたわた」によって、確立されたジャンルとされる。
スポット
被写体の一部分だけを計測する「スポット露出計」の略称。
「スポットCM」の略称。「ステーション・ブレーク」と呼ばれるテレビやラジオの番組間の60秒程度の時間に流される、15秒が中心のCMを「スポット」と呼ぶ。これに対して番組を提供して番組内で放送するCMを「タイムCM」と呼ぶ。
「スポットライト」の略称。 ある一定の範囲だけを照らすライト。スポットライトの光は円錐形に注がれ、円錐の中心からの角度に従って強度が減衰する。
スラッシャー
ホラー映画の中でも、特に鋭利な刃物や電気ノコギリなどで人間を切り刻むような作品。
スラップスティック
コメディ映画の中でも、特に喜劇性の高いものや悪ふざけが多い作品。
ドタバタ喜劇。
3DCG
3 Dimensional Computer Graphicsの略。
3次元コンピュータグラフィックス。
仮想3次元空間上の形状情報から、それらを平面上に投射することで生成するコンピュータグラフィックス。
3D酔い
ゲームや映画などで動きの激しいリアルな3次元グラフィックス(3DCG)アニメーションに没入した結果、平行感覚に支障をきたし、、頭痛やめまい、吐き気など乗り物酔いのような状態になること。
スリラー
見る者を不安定な緊張の連続状態にさせるタイプの映画。主人公が何者かに狙われたり、追われたりする映画が多い。厳密な定義は無く、サスペンスよりも、より恐怖感が強い作品をそう呼ぶみたい。
スモーク
発炎筒の事
3CCD(スリーシーシーディー)
3枚のCCDを持つビデオカメラ。 光の3原色(RGB)をそれぞれのCCDが受け持つ。