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前のり
編集の際に使われる効果のひとつで、次のカットの音声だけを前のカットから先行させる手法。
ロケ地が遠いとか、撮影が早朝から行われるなどの理由で、前日に現地に入って宿泊する事。
スケジュールに先行して作業を行なう事。
前ピン
被写体より手前にピントが合っている状態。
巻く
急ぐ事。 予定を過ぎているため、急いで遅れを取り戻し、作業スケジュールの帳尻をあわせようとすること。
マクロレンズ
接写用レンズ。 単にマクロと呼ぶことが多い。
マザーテープ
完成テープのこと。これをコピーしたものが製品になる。
マジックアワー
日没の寸前から直後にかけて夕景の撮影に最も適した時間帯。昼と夜の境で魔法のように美しい映像を生み出すことからこう呼ばれている。
マスターショット
一つのシーンの中でメインと決めたカメラ位置から撮影するショット。 マスターショットを基準にイマジナリーラインに配慮しながら他の位置から切り返し等のショットを撮影する。
マスターテープ
撮影したテープ。 一番元のテープ。 現場によっては「完パケ」「マザーテープ」と同義語に使われている所もある。
マスターモニター
色調やコントラスト等を最終確認するための高規格で作られたテレビモニター。
マスタリング
CDの最終的な仕上げ工程。量産するために原盤(スタンパ)を作成すること。
待ち
待つ事。 なんらかの事情により作業が一時的に止まる事。
天候だったり、大物役者のコンディションだったり、機材だったり、その理由はまちまち。
映画業界が娯楽産業の頂点だった頃の価値観を色濃く残す表現で、映画の撮影所に対し、中小規模の制作会社を指す。
映画以外の映像の現場や仕事のこと。
多分に、映画や映画の撮影所以外を見下したニュアンスがある。
マルチ
画面分割の事。
編集時、一つの画面を分割し、複数の画像をはめ込む事。 「面割(めんわり」とも言う。
アメリカのドラマ「24」ではリアルタイムに同時進行する出来事を表現するのに良く使ってましたね。
回す
撮影を開始する。キャメラを回すこと。