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オーディエンス
聴衆とか観客とか。
オーパーダビング
重ね録りレコーディングのとき、ヴォーカルや演奏のミスなどがあった場合に、一度以上録音した音声の上から、別の音声を重ね録りすること。
オールディーズ
いわゆる懐メロ。
追い込む(おいこむ)
テストを繰り返し、演技を最良の状態にしてゆく事。
機器の性能をぎりぎりまで引き出すよう調整してゆく事。
締め切りが近づき、仕事のペースを限界まであげる事。
応援
雇われスタッフ、増援スタッフ。
大道具
撮影用セット等の構造物。またはそれを扱う部所。
大部屋
端役の人たちの控え室。時代劇の斬られ役や、ヤクザ映画の撃たれ役、死体など、エキストラよりは高度な演技や身のこなしを要求されるが、役名や台詞をもらえない役者を「大部屋俳優」と呼んだりする。
おかず
演奏の空白部分、区切り部分に、アドリブで演奏を入れること。
オナニーのときのネタ
お蔵入り(おくらいり)(略称:お蔵)
制作した映画や番組が何らかの原因で公開されない事。
出口が決まらないまま制作された作品の末路。
テーマが際どすぎて、興行できなくなったチャレンジャブルな作品の末路。
送る
フィルムを早送りする事。
映像や音声を送信する事。
酩酊状態の同僚や先輩をタクシーに放り込むこと。
オケ
オーケストラの略。ミュージカルなどで生演奏しているオーケストラの舞台下の半地下の様な演奏スペースを「オーケストラピット」→「オケピ」と呼んだりする。
歌のバッキング。カラオケの「オケ」は、このオケです。
押す
予定時間を過ぎてなお終わらない事。
作業などが遅れている様子。
落ちる
テープを最後の最後まで使い切った状態
バッテリー切れや、ブレーカーが落ちる等のアクシデント。
光量が下がる事。
シゴトのクオリティが下がる事。睡魔に勝てずに寝てしまう状態。
堕ちる
もともと高かった評価が、地の底へ堕ちた様子。
オーディオミキサー
通称「ミキサー」。いくつかの音を合成し調整する装置。
お当番回
アニメ番組やそのシナリオ作りにおいて、主役の脇を固める重要なサブキャラクターそれぞれを中心に展開するストーリーを順番に作ってエピソードのネタを稼ぐ方法がある。このとき、そのエピソードだけ主役級の扱いとなるサブキャラの名前を冠して「○○(キャラ名)のお当番回」と表現される。
音ネガ
音声トラックのみ光学録音されたネガフィルム。 「サウンドネガ」とも呼ぶ。
映画の音声は、磁気テープなどに録音された音声からサウンドカメラによってフィルム上に録音(光学リレコ)されることで一つのフィルムに画とともに記録される。サウンドカメラには、光学模様によって音声波形を記録するアナログ方式と、デジタル音響システムに対応した信号を記録するためのデジタル方式のものが存在する。
オーバー
「露出オーバー」の略称。 明るく写り過ぎる、或いは画面が真っ白になる事。
不細工なAV女優のパッケージ写真にありがちな状態。
お化け
編集ミスによりカットの変わりめに他の映像が1フレームか数フレーム入っている事。
見ている側はカットが変わったときにほんの一瞬、違和感を感じる画を認識する事になるため、こう呼ばれる。
おはようございます
現場で交わされる挨拶。昼だろうと夜だろうと、何故か「おはようございます」である。
オープン
「屋外撮影」。 または屋外撮影のためのオープンセットの事をこう呼ぶ。
オフ
被写体をフレームの外に置く、または出すこと。
マイクを遠くに置く、または遠ざけること。
スケジュールに予定が入っていない状態。 又は休養日や時間帯。
オフライン編集(オフラインへんしゅう)(略称:オフライン)
ビデオのリニア編集において、本編集のためのデータを整理するための仮編集を言う。 (対比語:オンライン編集)
オメェもボスになったんだろ?この瓦礫の山でよぉ!
どんなに調子付いて天狗になろうとも、外から見ればたいして価値の無い自己満足に過ぎないという意味。
勘違いしている人に冷淡に指摘する際、使われる名言。大友克洋監督の「アキラ」でパワーに覚醒した鉄雄に対して金田が言い放った台詞より
オムニバス
映像の場合は、1つのテーマの下、複数の物語で構成された作品を指す。別々の監督が1つのテーマで競作したりするケースも多い。
音楽業界では、あるテーマに基づいて複数のバンドやアーティストの演奏を集めた商品のことを指す。
オリエン
オリエンテーションの略。
広告主が広告会社に対して広告計画や企画案の提案を求めるに先立ち、広告商品情報やターゲット、利用希望媒体、売上目標、広告予算などを説明すること。
オリコン
オリコン社が毎週火曜に発表する日本で最も知名度のある音楽ヒットチャート。
毎週月曜からの7日間を対象に協力店からの実売データを基にして、謎の係数が掛けられた推定売上枚数を元に作表される。
CDが火曜店着、水曜日発売になっていることが多いのは、少しでもオリコンチャートで順位を上げようとしているため。
オルタナ
オルタナティブロックの略。
1980年代後半から1990年代初頭にかけて、商業主義のロックに対抗してアンダーグラウンドから生まれた型にはまらないロックを指すコトバ。ジャンルではない。「80年代の売れ線や既存のポップ・ミュージックの概念を打ち壊す」音楽は全てオルタナと定義された。80年代の非主流派のロック、インディーズロックは全てオルタナ。
卸代行店
レコード卸業者のこと。現時点では、業界再編が繰り返されて、ほぼ星光堂の寡占状態にある。卸の取引店は傘下店と呼ばれる。
レコードやビデオソフト流通にはメーカー直取引と代行店ルートの2つが存在している。
メーカー直取引は、メーカー個別の契約と条件、及び保証金などが必要となり、仕入に関しても個別に行う必要があるため、大規模な資本力とバイヤーの数が居る販売店でない限り、経営や運営上の負担が大きい。その点、卸代行店と取引しておけば、一人の卸の担当営業から、全メーカーのタイトルを店舗の効率にあった枚数、仕入れる事が出来るため、傘下店にとって経営効率が高くなるというメリットがある。
CDは再販商品ということもあり、卸代行店経由でも原則として、小売店の仕入れ価格はメーカー直取引と変わらない仕組みになっている。また、レコードメーカーの営業組織は非常に限られた人数で維持されているため、とうてい全国の販売店に対する営業活動を行いきれない。そこでレコード各社は代行店の営業部門に対して新譜のプレゼン(オーダー会議、試聴会など)を行い、それを取りまとめるカタチで代行店の営業マンは全国の小売店に対して受注活動を行う。この様な補完関係の元で流通が成り立っているため、卸の影響力は他の業界よりも大きくなっている。
オンエア
放送中。 放送を開始する。「OA」と略したりもする。
音楽出版社
アーティストと著作権契約を結び、アーティストから預かった権利を行使して収益を最大化するための利用開発を行う会社。ここで言う利用開発とは、CMやドラマ、映画のタイアップやレコード化、ビデオ化といった、ビジネスチャンスの開発・営業を意味する。
一般的に、アーティストと出版者の間で結ばれる著作権契約の期間は10年程度で、期間が終わると契約書によってアーティストから出版社に譲渡されていた著作権が戻ってくる。契約書上の著作権使用料のアーティストへの分配率は25-30%前後と言われており、これは両者のパワーバランスによって個別に取り決められる。
音楽出版社には放送局系列(フジパシフィック音楽出版)や、プロダクション系(渡辺音楽出版、ホリプロ)、レコード会社系など色々あり、それぞれ利用開発先について強みを活かしている。
音楽制作者連盟
通称、「音制連」(FMP)
J-popアーティストが多く所属するプロダクションを中心に構成された文化庁認可のプロダクションの公益法人。著作権の啓蒙などが主なお仕事。
レコード業界の黄金期を牛耳っていた大人達の集まり。
音源
.音楽等の入ったCD等の録音物を指す。
音声
セリフやナレーション、SE、音楽等、映像に関わる音の総称。
録音関係スタッフの総称。
オンマイク(略称:オン)
マイクを近づける事。又は近づいた状態。
オンライン編集
本編集。または「オンライン」が通称。マザーテープを作るための最終編集作業のこと。